ゲームクリエイターの仕事とは?

仕事としてのゲームクリエイターについてお話してみようと思います。

ゲームクリエイターとは?

ざっくり言うと、多くの人が知っていそうな話ですが 「ゲームの制作をしている人々の総称」です。

デジタルゲームだけでなく、アナログゲームの制作者なども含まれます。

デジタルゲームであれば、ゲーム内容やシナリオ、バランスと言った根幹を考える「プランナー」。

登場するキャラクターや背景などを作り上げる「デザイナー」。

ゲームが想定通りに動くよう挙動を実装する「プログラマー」。

・・・ゲームの開発には、様々な職種の人々が関わります。

職種についてはまたの機会に書くとして、開発の流れをざっくりと見てみましょう。

ゲームを作るまでの流れって?

プロジェクトによって変化するため、細かな部分は割愛しますが

.プランナーがゲームの企画を考える

.開発が決まった企画の仕様(システム詳細など)を引き続き考えて、

  仕様書というゲームの設計資料を作る

.仕様書に沿って、デザイナーとプログラマーが作業を進める

.開発しながら追加分の仕様書をまとめたり、改善点を随時修正していく

.完成したゲームのデバッグを行い不具合修正

.リリース

大体このような流れとなります。

プランナーが内容の提案やスケジュール管理、プログラマーとデザイナーが内容を作成。 という流れが基本ですね。

私は各役職の動きを説明する際、建築に例えたりします。

プランナーが建築物の設計図(企画書仕様書)を作り、必要な資材の発注など行いつつスケジュール管理。

デザイナーが木材やブロックなどの資材(デザインデータ)を準備してプログラマーに渡し、プログラマーが設計図に従って工事(プログラム実装)を行う・・・。

簡単な例えですが、ちょっとだけイメージしやすくないですかね?

ゲームクリエイターは制約の中から楽しさを生み出す仕事

『ゲームを作ってお金がもらえるなんて羨ましい!』

『自分の好きなように作れるのって楽しそう!』

ゲームを作るという仕事に、こういう感想を持たれる方もいるかも知れません。 しかし実際はとても難しく、過酷な仕事です。

会社同士が繋がって仕事としてやっているので、当然様々な制約があります。 開発費だったり、開発期間だったり。アニメなどの版権タイトルであれば、当然作品の扱いには決まりが出てくるわけで。

与えられた条件の中で、ユーザーが楽しむための最善策を求めます。

また、当然ですが自分好みの提案をごり押しなんてしてはいけません。

開発中のゲームはどんなコンセプトなのか。誰がターゲットなのか。

仕事としての依頼を全うする!そしてユーザー楽しんでもらう! ということを念頭に置いて内容を考えることが大事です。

就活中の学生には、

【楽しいゲームを作るために、“オタク”として色々なゲーム、遊びを勉強することは大事。 ただし、単なるファン、ゲーム大好きなだけの“オタク”なら考え方を切り替えよう】

と言った内容の話をたまにやってます。

ユーザーが楽しんでくれた時の喜びと達成感

この仕事の醍醐味は、やはり作ったゲームを楽しんでもらえる喜びですね。

特に今の時代はSNSも発達し、遊んでくれているユーザーの生の声を聞きやすくなっているので

想定していた通りに楽しんで貰えているのを見聞きすると、「もっと楽しんでもらえるように頑張ろう!」とモチベーションも上がるものです。

とてもハードなゲーム開発による疲れも、これで回復しちゃったりとか。

まだまだ仕事についての一部しか書いていませんが、如何でしょうか?

引き続き、それぞれの職種などについて書いていこうと思います。

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